子どもの発達を促す遊び

前回に引き続き、藤原里美先生の『遊び』の研修を受けてきました。

10:00〜11:30の短い研修でしたが、内容がギュッと詰まった、とても勉強になった研修でした。

なぜ遊びが大切か

『発達のリスクを遊びで発達させて、リスクを減らしたい』

ということです。

『発達のリスク』とは

思考の柔軟性が少ない、

感覚が入りすぎたり、入りにくい、

など。

『思考の柔軟性が少ない』とは、

急な変更や見通しと違うことが起こった時にパニックを起こしてしまうなど、変化に対応できない。

『感覚が入りすぎたり、入りにくい』とは、

触覚(触れたことを感じる、温度、痛み)

固有受容覚(位置、動き、力)

前庭覚(揺れ、傾き、重力、スピード)

感覚が統合されることで、新たな機能を獲得していけるのだそうです。

感覚統合に関するわかりやすい説明はコチラ

一人ひとりの「感覚特性」を考えよう!よく聞く感覚統合ってなに?

どのような遊びがいいのか

  • 主体的・能動的に遊ぶこと
  • 楽しむこと・脳が快を感じること
  • 個に応じた工夫による安心感(構造化・見学など)
  • 個に応じた課題とスモールステップによる達成感、繰り返しなき繰り返し、カスタマイズする
  • つながりを感じる・楽しむ

具体的には

後出しジャンケンや

おちゃらかほい、など。

既存のゲームをアレンジして紹介して下さるものも多かったです。

後出しジャンケンは、5、4、3、2、1、と数を数えてから、出していいようにすると簡単になります。

おちゃらかほいは、勝っても負けても、

同じことを言うようにする、

同じポーズをする、

相手を変えて行うなど、

初めは簡単にして、少しづつ難しくしていくと良いとのことでした。

4つの実行機能

  • ワーキングメモリを育む
  • 思考の柔軟性を育む
  • プランニング力を育む
  • 視知覚・セルフコントロールを育む

を育てることができるとのことでした。

まとめ

今回、実際に色々なゲームをしてみて、先生の優しさが、すごく伝わってきました。

自分の子どもの頃も、行動がゆっくりで、機転のきく方ではなかったので、負けてしまうのがわかっているようなゲームはやりたくなかったな、と思い出しました。

ゲームというと、どうしても勝ち負けが気になってしまいますが、

藤原先生のゲームは、勝ち負けがなく、相手やグループの人たちと協力して楽しみ、

慣れてきたら、少しづつ難しいゲームに挑戦したり、疲れたら見学していても良いスタイルなので、緊張しないで、安心して楽しめました。

子どもたちにも、このようなゲームをたくさん楽しんで、友だちと遊ぶことの楽しさを知って欲しいと思いました。

私たち保育士は、

自分とは違う感覚を持った子どもたちがいることを理解して、

その子のことを理解しようとしたり、

気持ちに寄り添っていけるようになり、

子どもたちにも、そうなってもらえるような保育をしたいと思いました。

前回に引き続き、おもちゃの紹介がありました。

これは、蛇ゴマ。

コマの先が磁石になっていて、蛇の周りをグルグル周りながら、回るので、おもしろかったです。

昔からあるおもちゃのようですが、私は初めて見ました。

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