連休を使って『こども家族認定発達サポーター』資格を取得

2月10日(土)11日(日)の2日間で、『こども家族認定発達サポーター』資格を取得しました。

今の所、更新制度はなく、一度取得すればずっと有効のようです。

なぜ、この研修を受けようと思ったのか、というと、講師の藤原里美先生が大好きだからです。

藤原里美(臨床発達心理士、早期発達支援コーディネーター、自閉症スペクトラム支援士、保育士、明星大学非常勤講師

保育士になって、数多くの研修を受けてきましたが、藤原先生のお話は理論的で、具体的。

保育や子育て論は、どうしても、

『理想の子どもを育てるためには』

『こういう風に考えるといい』

というような、

『そうそう。わかっているんだけど、だからどうしたらいいの⁈』

とモヤモヤが残るお話も多いのですが、

藤原先生の話は、

子どもを見守る温かい心が伝わり、

『具体的な環境の整え方』

『具体的な声のかけ方』

『苦手な所を成長させる具体的な遊び』

など、とにかく具体的なのです。

学識のある方でも、教科書や本の中の子どもだけしか知らない先生には教えられない内容なので、聞けば聞くほど得るものがあるのです。

この資格を持っているから、何ができるのかはわかりませんが、

保育士をしていると、特別な支援の必要な子どもたちには、数多く出会います。

定型発達のお子さんにも応用できる知識なのです。

知識を得ることで、どうして悩みが軽減できるのか?

それは、子どもの行動が全てではないとわかるからです。子どもの行動には、全て意味があるのだと。

保護者の方の中には、

『親の育て方が悪いんじゃないの⁈』

と思われて、辛い思いをされている方も多いです。

知識を得ることで、親の育て方のせいではない、その子の脳や認知の特性なのだとわかります。

例えば、「さぁ、オモチャを片付けて、お庭で遊ぼう。」

と誘うとします。

すぐに片付けて、庭へ行く準備を始める子がいる中で、いつまでも片付けようとしない子もいます。

気持ちの切り替えに時間がかかるのです。

子どもの行動だけを見ると、

『大人の言うことが聞けない』

『毎日同じように過ごしているのに、どうしてできないのかな』

と思ってしまいますが、

【わかっていても、できない】

ことがあるのだということです。

藤原先生はそこで、具体的な感覚がわかるような遊びを教えて下さいました。

『後出しジャンケン』です。

相手に勝つように、考えて後出しでジャンケンをしてみます。

これはある程度、パッパッとグーチョキパーを判断して出すことができました。

次に、相手に負けるように、グーチョキパーを出します。

同じようにできるかと思いましたが、考えるのにかなり時間がかかりました。

気持ちの切り替えも、これと同じなのです。

わかっているけど、できないもどかしさ。

どうしたらいいのか、というと、後出しジャンケンと同じように、時間をかけてあげればいいのです。

気持ちの切り替えのヘタな子には、他の子よりも早めに片付けの合図を送っておくか、他の子よりも遅くまで待つことが大切になります。

ADHDの子がどういう所で困っているのかがよくわかる動画を観せてもらいました。

YouTubeで観られるので、ぜひ観てください。

小児期「ADHDの正しい理解のために」

主人公の翔太君の困り感がよくわかり、何が苦手で、どのような援助が必要なのかがよくわかりました。

翔太君のお母さんの気持ちもよくわかりますが、動画で観ると、この場では違う行動、違う言葉がけをした方が、翔太君にとって良いなぁ、と思う場面がたくさんありました。

子どもの頃は誰でも、同じ年齢の子と比べて、

『とても◯◯』

『ものすごく◯◯』

『あまりにも◯◯すぎる』

という所があったと思います。

適切な環境や援助の中で生活できれば、大人になった時には、苦手な部分も軽減されていることが多いのではないでしょうか。

大勢の人たちと少し違う人に対して、排除しがちな世の中ですが、みんな得意な所、苦手な所があって当然。苦手な所はお互い助け合いながら、生活していけたらいいな、と思います。

最後に、

感覚を発達させるオモチャを教えていただきましたので紹介します。

オイル時計

覚醒レベルを上げたり、下げたりする時に、役立つオイル時計。心を落ち着かせる効果があります。見ているだけで、ホッとして、インテリアとしてもオススメです。

落ち着きのない人に効果的なハンドスピナー。心を落ち着かせる効果があります。ご老人にも良いそうですよ。よく授業中に、えんぴつを回す人、いましたよね。その効果と同じですね。授業中にえんぴつを回すのを禁止する教師もいるようですが、逆効果だそうです。

くるくるUFO風船

ストローで膨らませて、ストローを抜くと、くるくる回りながら、音がなります。感覚を刺激するので、子どもたちは皆、大好きです。

フィボナッチツリー ブルーグリーンクリア自然界の形(フィボナッチ数)に由来したデザインのフィボナッチツリーは、軸を左右に回転させるだけで一瞬のうちに螺旋状や松かさ状へ変形します。洗練されたデザインのため、インテリアとしてもおすすめです。

意外な形に変化するので、自分で回していて、とても楽しい物です。

フワフワした手触りの飛行機。ANAの子ども用にプレゼントするオモチャも、藤原先生のアドバイスで、感触を楽しめる物も取り入れてもらったそうです。

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