絵本の思い出

現在小学5年生の娘との間に絵本の思い出がある。

娘が1歳位の頃から、本棚にある数ある絵本の中から1冊だけ、いつも選んで持ってくる絵本があった。

それは、

『11ぴきのねこ ふくろのなか』

という絵本。

まだ字も読めないのに、本棚の、数ある絵本の中から選んで持ってくる。

字を形として捉えて、全体的な雰囲気でわかるのだろう。

シリーズで並んでいるので、とても似ているのに、子どもってスゴイ。

内容は、11ぴきのねこが出かけて、『はなをとるな』などの看板を見て、とらねこたいしょうは、「ダメ」と言うのだけれど、結局とらねこたいしょうも他のねこと同じことをしてしまう。

最後に『ふくろにはいるな』と書いてある紙の近くに大きな袋が置いてあって、もちろん皆んな入ってしまう。

すると“ウヒアハ”というばけものが、ねこたちをやまのしろに連れて行ってしまう。

だけど、皆んなで知恵を出し合って、“ウヒアハ”をやっつけて、無事に帰って来られたというお話。

最近になって娘に、

「どうして好きだったのか」

聞いてみると、

「ウヒアハが出てきて、ちょっと怖かったから」

とのこと。

子どもは好きな本を繰り返し持って来て、何回も読んで欲しいとねだる。

大人は違う絵本も読んであげたいと思うのだが、子どもの好きな本を心ゆくまで読んであげて欲しい。

そして、好きな時に、自分で選んで手に取れるよう、手の届く場所に色々な絵本を揃えておくと、絵本の好きな子に育っていく。

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